事業所によるという大前提です。
ウェイトは大きくありませんが、正直、役に立ちます。
(経験から言えます)
でも、一番大事なのはエンドユーザーと会話ができるか、関係が作れるかです。
SEなので技術は大事ですが、それと同じくらい、関係構築も大事です。
SEの経験を活かしつつ、別の業界で働きたい(待遇やら残業やら色々あると思います)人もいると思うので(私がそうです)、体験をベースに見てくれた方のお役に立てればと思います。
SQL, VBAは活躍シーン多め
パッケージ標準機能ではデータ抽出できないことは、多々あります。
ベンダーが製品のデータ構造・仕様を公開してくれさえすれば、データ活用の要望にフレキシブルに対応可能です。
実際、こういう要望って少なくありません。
小さい会社なら分かりませんが。
あと、ExcelのVBAが使えれば処理の自動化が同時に可能な場面も多いです。
ボタンを押せばスクリプトが動いて、後はそのExcelファイルを使ってもらえれば、自分は何もしなくていい…ということもできます。
なので、SQLとVBAができれば、確かに役に立ちます。
.NETなど他の言語も役に立つ
パッケージでは実現不可能なルーチンワークを何とか省力化したい時、プログラム開発の知識は、実際、役立ちます。
ちなみに私はSIerにいた時、.NETで主に開発していました。
.NET FrameworkはWindowsに標準で入ってますし、実はコンパイラも同梱されています。
なので、テキストエディタさえあれば開発は可能です。
ただ、Visual Studioのインテリセンスのようなコード補完機能はないので、ライセンス上問題のないフリーの開発環境が必要です。
旧バージョンのVisual Studio Express 2017とか、Sharp Develpがあります。
Visual Studio Communityは組織の規模や売上額で制限があるので注意が必要です。
Pythonも有望ですね。実際、使います。
でもユーザー部門で一番大事なのは現場との関係
確かにプログラム開発の知識は役に立ちます。
でも、ユーザー部門の情シスSEとして一番重要な所ではなく、現場との関係作りが一番大事です。
なんせ、現場の役に立ってこその情シス部門です。
技術的知識以上に、困っていたらすぐ飛んで行って対処するとか、提案したりだとか、現場のことを知ったりだとか、技術よりも大事なことがあったりします。
技術知はアピールにはなりますが、周囲との関係はもっと大事です。
ただ、ユーザーに近い場所で役立つシステムを作りたい!と思ったなら、情シス部門の仕事はとっても面白いはずです。
関係、業務知識が大事だということですね。
これからユーザー部門に行きたいと思う方は、参考にして頂ければと思います。