コスパの良いノートPCにHPを選ぶ・おすすめする理由

Hewlett Packard Laptop PCPC

先に結論を書くと、

  1. 余計なツールが入ってない
  2. 低価格だが品質は全然悪くない(むしろ良いと思うよ)
  3. 個人向けはデザインがおしゃれ

という理由で私はHPを推しています。

HP(Hewlett Packard:ヒューレットパッカード)は、アメリカ本社を置くPCメーカーとして有名ですが、ビジネス用途のPCとしては導入実績が非常に多いはずです。ちなみに、元はコンパックだったのをHPが買収して今に至ります。

家電量販店でよく見るPCはNECやTOSHIBAが有名だと思います。ただ、家電量販店でもネットでも大々的に「HPがおすすめ」と書いた記事は出てきません。ですが、今まで使用してきた経験から、HPは決して悪くないPCメーカーだと私は考えていて、むしろお得なPCメーカーだと思います。

ノートPCは持ち運びに便利で場所も取りません。それ故、耐久性の面も気になります。その点、HPはよい選択肢ではないかと思うので、一般的な認知度を上げるつもりでこの記事を書いてみました。

なお、この記事ではノートPCを取り上げて解説しています。

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HPを選ぶ理由1:余計なツールが入ってない

家電量販店でよく見るのはNECやTOSHIBAのPCだと思いますが、家電量販店はPCに不慣れな消費者を想定していると思いますので、色んな親切なソフトやサポートプランを用意したものを用意しています。

例えば「データ引越ツール」、年賀状ソフト、サポート用のソフトウェア、などは大抵インストールされていると思います。初心者向けの親切丁寧なマニュアルやDVDが付属していることもあると思います。

一般家庭向けであれば当然のことかもしれませんが、プログラミングに興味を持つ程の層であればこういったソフトウェア・マニュアルは不要だと思います。年賀状ソフトも後で買えますし。

不要なソフトがインストールされていないことにはメリットがあると思っていて、

  • メモリを消費せず軽い
  • レジストリなど設定を汚さない

があると思います。

アンインストールしても、ソフトによってはレジストリやプロファイル(アカウント毎に作られるデータのこと)に不要なデータを残したままにしてしまいます。これが悪さをして重くなることも、ないわけではありません。

HPのPCは、その点、非常にシンプルです。入っているものと言えば、ドライバ類や指紋認証用のソフトウェアくらいですが、それらは必要最小限のものです。法人向けだと特にそうですね。

ちなみに、Lenovoも余計なツールが入っていないことが多いですが、HPに比べるとデザインが無骨です。その点、HPはデザインが豊富ですね。

HPを選ぶ理由2:低価格だが品質は全然悪くない

Hewlett Packard ENVYicon

安いとすぐ壊れるのでは…と思われそうですが、HPに関してはそういう印象がありません。実は、前職でも現在の職場でも、HPを含め他メーカーのPCを使用していますが、HPに不満を感じたことはありません。

NECやTOSHIBAなどの他のメーカーも決して悪くないとは思いますが(すぐ壊れるとか、キーボードが粗悪だとかで)、PCも所詮は消耗品ですので、いずれは壊れますし買い換える必要があります。となると、価格面も選定の際には重要な要素になるのではないでしょうか。
(※ 職場のPCは契約している外部業者によるので、必ずしもHPやDellだけが安いとは限らないと思いますが)

HP(Dellもですが)のPCが低価格なのは、BTO(受注生産方式)と呼ばれる生産・販売方式によるものですが、これは小売店を仲介せずネット経由で消費者から直に受注を受ける仕組みで、流通の原価が削減できるという消費者側のメリットがあります。

ちなみに、HPの法人モデルには「MADE IN TOKYO」というラベルが記載されていますが、部品自体は世界各国から取り寄せられるはずなので、正確に言えば「ASSEMBLED IN TOKYO」かもしれません。要するに原価の比較的安い海外から部品を取り寄せ、日本で組み立て(動作確認も日本でされている)、納品されています。完全に海外だけで生産されている…よりは安心ではないでしょうか(日本人は細かいところまでしっかりしていますから)。

補足すると、法人向けノートPCである「ProBook」シリーズは米軍調達基準(MIL-STD-810G)というテストをクリアしています。私もこのノートPCを長年使用していますが、実際、耐久性の面では頑丈です。

BTO製品は性能が良いものを安く買えるという観点から、書いた記事があるので、ご興味があればどうぞ(実は、このブログで一番読まれている記事です…)。

ちなみに、有名なことですが、BTOの元祖はDellです。

Dellも決して悪くはありません。基本、価格はHPより安価です。ただ、キーボード、マウス、本体の筐体の作りなど、パーツの品質という面ではもしかすると不満を持たれることがあると思います。その点、HPはキーボードも打ちやすく、ストレスを感じません。プログラミングをするなら重要な要素だと思うのですが。

キーボードの打ち心地はHPのほうが断然良いですが、それに対して、DellのPCに付属しているキーボードは、個人的には打ちにくいです(Dellさん、ごめんなさい)。ただ、周辺機器はAmazonで安く買えるのと、安くても良いものは沢山あると思いますので、大して問題にはならないと思います。なので、Dellもおすすめです。

消耗品とはいえ頻繁に使用しますし、今後5年は使うと考えると、ストレスを感じないものを選ぶのが良いのではないでしょうか。

デメリットを1つ挙げるとすれば、法人向けPCについて言えば、HPはDellより価格が若干高いです。法人向けノートPCは個人でも購入できますので、両者をチェックするのも良いでしょう。ただ、個人向けPCは概ねHPのほうが低価格だと思います。バリエーションもHPのほうが豊富です。

HPを選ぶ理由3:個人向けはデザインがおしゃれ

個人向けと比較するとシンプルですが、法人向けも決して悪くありません。レノボのPCは法人向けも個人向けも無骨な印象ですが(Dellも若干無骨かも)、ラインアップによりますがHPは法人向けノートPCでも無骨がありません(だいぶシンプルではありますが)。

あと、Dellやレノボは外観という面ではバリエーションが豊富ではないと思います。その点、HPは種類が豊富ですね。

マウスコンピュータは国内の安価なPCメーカーで知られてはいますが、ここのPCもデザイン面では単調な印象です(まぁ、使えればいいという人もいるかもしれませんが)。

実際にどんなノートPCがあるかはHPの直販サイトで確認できますが、HPが画像を提供してくれていますので、掲載します(画像をクリックすると直販サイトへ飛びます)。


Pavilion

個人向けスタンダードクラス。プログラミング用は一般的に高スペックであるほうが良いので、このラインアップ以上がいいかもしれません(Core i5以上、メモリ8GB以上、SSD推奨)。

Hewlett Packard Pavilionicon

ENVY

個人向けミドルクラス。プログラミング用は一般的に高スペックであるほうが良いので、このラインアップ以上がおすすめです。

Hewlett Packard ENVYicon

Spectre

個人向けハイエンドクラス。ゲームや動画・写真編集をする方はこのランクが良いかもしれません。

Hewlett Packard Spectreicon

オンラインストアのリンクを掲載しますので、ご興味があればご覧下さい。HPはセールを頻繁にしていますので、時折チェックすると良いかもしれません。まぁ、欲しいと思った時が買い時ではあるのですが。

HPオンラインストア・ノートパソコンのページ

できれば一度は実物を確認して頂くのが一番いいと思いますので、店頭に行く機会があれば確認をして見て下さい。大きさやキーボードの感触や見た目はWebサイトだけを見るのと実物を見るのとでは違うことがあります。

上にも掲載しましたが、HPをはじめBTO製品は比較的低価格で購入でき、かつ品質も劣らないので、プログラミング用のノートPCとして悪い選択肢ではないと思います。詳しく解説してみた記事です。

おまけ:HPには学割もあります

もし大学生の方であれば学内の生協など安く購入できるかもしれません(HPに限らず)。ただ、HPはWebサイト経由でも学割のキャンペーンを実施しているようです。

ご興味があれば、どうぞ。

HPの学割

ちなみに、アップルもアカデミック価格で購入できたと思うので、学生のうちに購入しておくのはアリだと思います。PCに限らず、Adobeのソフトウェアもアカデミック価格で安く買えるものがありますので。

 

リンク:HP個人向けノートPC

 

以上です。

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